| ■六月に入り季節は初夏に、衣替えと言うわけではないだろうが、この時期申し合わせたように山は、白い花が目に付くようになってきます。中でもウツギ類が代表選手。
■成長すると枝の髄(ズイ:白いスポンジ状の組織)が中空になることに由来している「空木」(ウツギ)、「卯の花」(うのはな)と呼ばれる方が親しまれてます。ユキノシタ科の低木。
◆ 旧暦の4月(今年は5月15日から)卯月(うづき)に開花することからこの名が付いたとか、いやいや卯の花が咲くから卯月とついたとか?
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林の中にまで日が届くほどに、よく手入れされた林床にはコガクウツギ、その外側(マント・ソデ群落)や日当たりの良い道路沿いではウツギとヒメウツギが。
◆ 山内の寺院でも自然の実生苗が育ったものが良く見受けられます。やや大ぶりでアバレ気味なウツギより小ぶりで花の細かいヒメウツギの方が庭木としては好いかもしれません。「卯の花のにおう垣根に…」と歌われるように、生垣樹に使えるほど剪定や苅込にも耐えます。
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アジサイ類とは近縁。
■一見花を付けたかのようにも見えるマタタビのつる、この時期葉の一部が白くなります。どうやら花を付ける枝の葉が白くなるようです。「猫にマタタビ」と言われるように、猫はこの木がお気に入り、たちまちだらしなく酔っ払ったようになります。
◆ 疲れた旅人がこの実を食べると元気になり
「また旅」出来るようになると言うのが名の由来らしい、焼酎漬けにして果実酒、精力剤としては折り紙つきなんですが、味の方は…(>_<)です。
◆ 近頃実を取るのに太い幹の所から切り取ってしまうふとどき者が多く、道路沿いに立派に育った大株が少なくなってしまいました。困ったもんです。 |